ビタミンの宝庫!モリンガの種(1)〜利用方法
モリンガは主にその葉が最も栄養価が高いのですが、
葉はそのままにしておくとすぐに発酵してしまうため、
扱いが難しい点があります。
モリンガの葉が生ですぐに手に入る環境でなければ、
栄養が損なわれない形でドライにするしかありません。
一方、モリンガの種は、湿気を含まないように乾燥させ冷暗所に置けば、
保存が割合簡単です。
保存したまま、いつでも常備食に利用できます。
おやつ作りやお料理にも簡単に利用して、栄養補給ができます。
非加熱・無消毒のモリンガの種なら、さらに安心です。
「発芽したモリンガの種」
モリンガの種の利用方法
1.そのまま食べる モリンガの種は、用量を守り食べ過ぎなければ、
そのまま食べることができます。
硬い外皮をむいて、中から出てくる白い種を食べます。
ただし、種自体はかなり苦いです。
デトックス効果が強いので、種を食べる際には、たっぷりの水を飲むと良いでしょう。水を含むと、ほんのりとした甘さのある味になります。
2.ローストして食べる
モリンガの種は、ローストすることで、ピーナッツやカシューナッツのように、
ナッツとして食べることができます。
お酒のおつまみや子供の栄養満点のおやつなど、気軽に摂取できます。
3.料理に利用する
通常の料理に、モリンガの種を加えることもできます。
南インドの料理では、種の入った鞘ごと、カレーの材料として煮込みます。
鞘が柔らかくなって、美味しくいただけます。
カレー以外にも、他の豆料理の中に一緒に入れ、ゆでて食べるのも美味です。
(Creative Commons画像)
「インド・オリッサ州のモリンガを使った料理」
また、種に多く含まれるビタミンCや、その他の栄養素を壊さないように、加熱せずにグラノーラに加えて食べるのも良いでしょう。
「シリアルとフルーツやナッツ類がミックスされたグラノーラ」